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(Twitterでの頬付さんとの議論より)

まずは、株式や為替の相場に「適正価格」、「期待される本来の価額」があるのか、という議論。

実はこれについては、相場を見てる人ならほぼ全員が
「適正価格など(決まら)ない」
あるいは、
「適正価格があったとして、それを考えても取引や損益にはつながらない」
という結論に達していると思う。

世界中のどんなディーラー、トレーダーであっても、いつ、誰が、どういう銘柄を、どれくらいの量、取り引きするかを完全に把握することはできない。ならば、不完全な情報から導き出した適正価格は、それ自体も不完全にならざるを得ないからだ。



よく知られた例を一つ挙げるなら、東日本大震災のときのドル円相場など。日本で災害が起きたのだから日本は混乱し、経済は深刻なダメージを受ける。当然自分の資産を日本円で持っている人は、その価値が下がらないか心配になる。・・・となれば、為替は円売り(ドル買い)か?

答えは逆に円高ドル安で、震災直後の3月17日に、1ドル=76円台の高値をつけたのは有名な話だ。説明として一般的に用いられるのはRepatriation、通称「レパトリ」で、その後も日本で大きめの余震が起こるたびにドル円は下落する癖がついている。個人的にはレパトリどうこうより、単純に売り仕掛けただけだろうと思ってるけど。



また、大手の投資銀行は主に顧客向けに先の相場見通しを発表するが、その数字だけを根拠に取引を考えるトレーダーもいないだろう。みんな、それがアテにならないことをよく知っているからだ。

今検索して見つけた2014年11月のザイFX!の記事では、Goldman Sachs社が、(記事の時点から1年後の)2015年末に1ドル=130円と予想している。実際にはドル円が125円で頭打ちして反落気味なのは周知のとおり。正確な時期や数字がはっきり思い出せないので書かないが、これよりはるかにひどい「為替見通し」は、いくらでも思いつく。天下のGS社ですらこの有様なのだ。



もう一つ、株式であれば「PER(株価収益率)」という指標がある。株は門外漢なので、詳しく触れるのは避けるが、

PER=時価総額÷純利益

という式で求められ、この数字を参考に株の割高・割安を考えるために使うとのこと。しかし、この数字は四季報1冊持ってる人なら誰でもすぐに計算できるという時点で、既に何かプライムな情報でないことは分かると思う。第一、この数字の中には「その会社の製品・サービスが来年も売れ続けるか」、「再来年にどんな人を何人新卒採用するか」など、会社のファンダメンタルズに関することは何一つ入っていない。

さらに、「株を売買する人間の都合」や「金融市場の総体的な環境」ということで言えば尚更である。ある日、奥さんに別荘が欲しいと言われた石油王がチャートも見ないでタンスの株券を売り払うかもしれない。黒田バズーカに乗って2回目まではドル円を10億円ずつ買っていた不動産王が、3回目の日はハワイでバカンスしてて不在かもしれない。何の理由がなくても、単純に自分が儲けたいから株価をつり上げる仕手筋のような存在もいる。

だから、「その瞬間の時価がその瞬間だけ適正価格だ」とも言えるし、「相場は常に間違っている」(ソロス)とも言える。ただし、「行き過ぎた相場の戻しを狙う手法」自体は昔から存在することも付記しておく。そういうトレード手法で最も初歩的・代表的なのは、移動平均線とボリンジャーバンドの乖離を使うものだろうが、チキンな自分はそういう逆張り手法に詳しくないので、これもここで話は止めておく。(たぶん、頬付さんが読んだ本のものも、そういうアルゴの一種ではないかと推測します)



というわけで「適正価格」というのは、計算しえないという結果になるのだが・・・さらに言ってしまうと、適正価格幻想を持つトレーダーこそ、相場の格好の餌食だというところまで行きつくことになる。

相場では、そういうのを「値ごろ感での売買」というが、はじめは1ドル=360円だったものが120円ですら安いのに、「1ドル=100円割れるなんてありえないでしょ?」と言って買い支え続けた(主に)日本人投資家たちが、(主に)海外投資家に血祭りに上げられたのが先の円高相場だったとも言える。

相場はそうやって動いてゆく。それぞれがそれぞれの思い込みで売買する中で、相手の思い込みを看破して、それを裏切る方向に動かしたほうが勝者になる。あるいはみんなが冷静さを欠いたときに、その慢心や恐怖を看破して、それと反対のポジションを取れた人が勝者になる。



ここまで来ると、自分がTwitterに書いた

「AlphaGo、いろいろ話題になってるけど、相場見てる人間として、この処理方法・能力は脅威的どころの話ではない。人間の指定した条件通りに動くだけの現行のEAから、過去のチャートから学習し自ら考えて相場を張るEAへの進化となれば、人間のトレーダーなんか全滅だよ。」

「いや、人間のトレーダー全滅っていうか、AIが取引シェアを拡大するにつれて、動かないときはまったく動かない、ニュースが出ると一瞬で動いてピタッと止まるっていう相場の死が訪れる気がする。あれ、でもそうなるとAI動かしてる人も儲からないからAI使わなくなって・・・(以下エンドレス」

という発言の真意もわかってもらえると思う。



人間の考えたアルゴを走らせるだけの自動売買だったら、人間は看破できる。人間が考えたものを同じ人間が相場に何億人もいて、誰一人理解できないわけないからだ。(自分が看破できるとは言っていないw)人間の考えるアルゴは、現在の相場を基本的に形づくる「人間の慢心や恐怖によるオーバーシュートの波」に忠実に、あるいは、それを拡大させる方向に動くに過ぎないと自分は考えている。

だが、理不尽な思い込みのない、そして記憶容量に限りがないAIならば、人間にはとても考えつかない、あるいは、誰一人ついていけないような売買アルゴを構築できるのではないか?これが自分が感じた不安なのだ。

囲碁の対局で、人間が無意識的に避けてきた複雑すぎる中原での戦いに、AlphaGoが序盤から躊躇なく切り込んでいったと別記事に書いてあったけど、それと同じように、人間の呼吸を無視した、AIのみが理解できるチャートパターン・波形が作られることになったら、金融市場は、より高度なAIを作る技術力・資金力がある者の独壇場になっていくだろうと。



思いつくたとえだとこんなのしかないけど、

AI 「え?今日の相場が理解できなかった?今日はJISの乱数表に基づいて、0.1秒ごとに上げ下げを繰り返しただけだったでしょ?は?JIS乱数表覚えてないの?バカなの?まぁしょうがないよね、人間だもの()」

みたいな感じ。



Twitterへの意見が長くなっちゃって、しかもいろいろ調べて考えをまとめてたら、返事が遅くなっちゃって申し訳ないです。自分がこれまでで理解した相場というものを、あっちこっち調べて再確認する意味でも有意義だったので、こういう議論は歓迎です。
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【2012年】

年初6万円の口座残高で始めて、年末は40万円くらい。

(トレードで勝ったわけではなく、追加入金しただけ)


当然ながら、最低限の1ショット=1万通貨で取引。


1000円の損得が勝ち負けの基本単位だった。

1トレードで3000円勝てれば、気分はルンルン。



【2013年】

年初50万円の口座残高で始めて、年末は180万円くらい。

(トレードで勝ちながら、途中でかなり追加入金もした)


1ショット=2~4万通貨での取引が多かった。


5000円の損得が勝ち負けの基本単位だった。

1トレードで1万円勝てれば、気分はルンルン。



【2014年】

年初180万円の口座残高で始めて、年末は270万円。

(追加入金なし、増加分はすべてトレードでの差益)


1ショット=5万通貨での取引が多かった。


1万円の損得が勝ち負けの基本単位だった。

1トレードで2万円勝てれば、気分はルンルン。







取引の損得額は、本人の金銭感覚に大きく依存する。

もちろん私生活の上での金銭感覚も関係するが、

トレーダーとして熟練すればするほど、

実生活での金銭感覚とは異なる、

「トレードをする上での金銭感覚」を身につけ、

ダブルスタンダードを切り替えて使う人が多い・・・

というか、両感覚チャネルの切り替えはどう見ても不可欠。


自分も、たとえば、トレードで5万円損しても、

「やられたわ~」と反省するだけで、特に悩みもしないけど、

ネット契約で5万円キャッシュバックってなると大喜びで、

「5万円も何に使おうかな?」とか考えてる。


この両感覚のギャップを、意図的に、さらに広げていく。

2015年は、これが自分にとって最も大事なテーマの1つです。


2012年~2014年の三年間、三段階での、

自分の(トレードでの)金銭感覚の推移を考えると、

2015年の自分がどのくらいまでいけそうかが何となくわかる。


その感覚の上限を越えてガンバっちゃっても、

空回って大損することになりかねないので、

未来の自分の精神的な負担を、今の自分が推し量る。

自分のメンタルのあり方を、自分でコントロールする。


こうやって、トレードをする期間が長くなるほど、

過去のデータ推移から、近い将来の期待値に

おおよそのアタリが付けられるようになっていく。

「絶対」が存在しない相場の世界では、

こういう経験の蓄積が、何よりも力になり安心になる。


2015年のスタートを目の前にして、不安と期待。

ん~、がんばるぞぃ!
先週で「今年はおしまい!」と思ってたのですが、

結局ぐだぐだと今日までトレードを続けました。

12月末なのにこれだけ動くのって、

しかも、こんなキレイに動くのって、

自分の感覚ではありえないんだが・・・。

やっぱり、みんなトレードし足りないんでしょうか。





というわけで、先週からかなり収支が動いたので、

あらためて、12月収支と、2014年間収支をまとめます。


12月度月間収支 → +33.3万円(+14.1%)

2014年年間収支 → +88.5万円(+49.1%)


昨年の利益額を1万円だけ更新できました!

約180万円を270万円にしたと考えれば、

年間の利回りは(気分的には)+50%を達成。


数字的にもこれだけキリのいいポイントだし、

明日はもうクリスマス(欧米は完全にお休み)だし、

今年はこれで完全に打ち止め。悔いなし、憂いなし。





実はもうひとつ、書き残しておきたいことがありまして。


10月の大きな損失→11月のV字回復について、

このブログで、

「自分が復活できたのは自分の実力によるものか?

それともやはり、追加緩和による棚ボタ的僥倖なのか?」

という、素朴な疑問を何度か口にしてました。


それがですね、今日の通勤中に、ふとひらめいたというか、

ストンと腹に収まるように、この出来事が腑に落ちたんです。

今日になってようやく見つけた自分の答えは以下です。


巨大損失から復活できたのは偶然か?それとも必然か?

そんなのは、取るに足らない些末な問題に過ぎない。

11月になって、いくら負けを取り戻そうが、

その後、いくら利益を上乗せしようが、

資産(口座残高)の半分を失った時点で、

おまえはすでに死んでいる。


自分の腑に落ちない感じって、結局ここだったんですよ。

10月に20連敗以上ストレート負けして、100万円損した。

自分で自分がたいそうやらかしたのはよく理解してた。


だから、何ヶ月かかるか分からないけど、

頑張ってまた一歩一歩取り返しながら勉強しよう。

「兼業トレーダー」の看板下ろして、

「趣味でFX研究してる人」から出直そう。

そういう覚悟を決めたはずだったのに・・・、

よくわからないうちに大失態の穴が埋まってたっていう。


すんごい怒られるの覚悟して謝りに行ったのに、

なぜかすんなり許されちゃって、

「あれ?オレの覚悟は何だったの?」みたいな、

なんか素直に喜べない、スッキリしない気分だったと。


でも、V字回復しようが何だろうが、

許されない失敗をしたことだけは間違いない。

これに気付いたら、悩む必要などなかったと分かりました。


というわけで、今年いくら稼いでも、2014年の自分は負け。

来年、また大きくやらかさなければ、2015年の自分は勝ち。

はてさて、どうなりますやら。
今週のトレードを終えて、

あといくつ寝ると・・・と数えてみたところ、

「もうトレードしてる場合じゃなくね?」

という事実に気付いてしまったので、

今年のトレードはここで強制終了とします。


来週も衆院選明け、ZEW、日銀会合、FOMCと

イベント盛りだくさんなのできっと動くとは思うけど。

頑張って張り付いたところで負けるかもしれないし。

あんまりトレンド作るなら、遊び程度にはやるかも?

・・・くらいにしておいて、年末のゴタゴタを片付けます。






さて、まずは12月の成績から。

月間収支 +24.3万円
月利回り +10.3%

という結果になりました。


12月はもう適当に流すつもりだったけど、

予想よりも相場がボラボラに動いて、

それにちっさいポジでついていったら

案外しっかり利益になった、という感じ。

割と素直な相場で個人的には取りやすかった。


やっぱり今年は夏まで動かなすぎたよね。

結局年末あわててこんな動きまわるなら、

もっと早く動いてほしかったです。

12月になっては、大きなリスクは取れないよ(っA`)



続いて、2014年の年間収支。


年初口座残高 181.5万円
年末口座残高 261万円

年間収支 +79.5万円
年利回り 44.1%

という結果になりました。


昨日(木曜)ぴったり260万円に帳尻合わせて

「今年は上がるかな~」と思ってたんですが、

今日、豪ドル円を売って+1万の尾ひれが付きました。


昨年、2013年は+87万円だったので、わずかに届かず!

残念だけど、今年の10月は利益どころじゃなかったからね。

今年の悔しさと教訓を、来年の相場にぶつけたいと思います。







最後に一応お知らせだけ。

予定通り、年明けから口座に追加入金しようと思います。


自分にとっては結構な額を入れる予定だし、

さすがに金額が大きくなってきてもいるので、

口座残高を年末に公開するのは今年までにします。


月間の損得の額面は、今後もこのまま書きますが、

残高を秘密にするので、今後は利回りも書きません。


やっぱり「いくら勝った負けた」っていうのは、

金額で言わないと自分がツイッター・ブログやってる

意味が半減してしまうので、そこは譲りません。

「+○○pips」とか「-○○%」とか書かれても、

読んでる人にはさっぱり伝わらないだろうし。



以上でございます。

それではひとまず、トレーダーの皆様、

有頂天な人も、

涙をのんだ人も、

2014年相場おつかれさまでした。

来年もがんばりましょう!
まずは、「単身世帯の平均的な貯金額」のコピペ。

ネットの掲示板に落ちてたのを拾ってきただけなので、

データの信頼性については、ちょっとよく分かりませんが。







単身世帯の平均的な貯金額

20代 平均342万円 中央値129万円

30代 平均732万円 中央値350万円

40代 平均1153万円 中央値600万円

※「平均」は貯金額が多い一部の人に引っ張られて上がるため、「中央値」のほうが実感に近いと思います







ふむ・・・(´・ω・`)


んぐ・・・(´・ω・`;)


「思ったより多いな」というのが正直な感想。

まぁ、敵は強いほうが倒しがいがある、ってことで。

(おまえは何と闘っているんだ?)


ただし、大前提として、こんなデータを自分が見たところで、

貯蓄なくても毎月固定給が見込めるサラリーマンorOLと、

貯蓄(資産)を元手に不安定な収入を積むトレーダーとでは、

「もっていなきゃいけない金額」も、まったく変わるわけで。

そういう意味で、何の参考にもならないデータではあります。


でも、自分への動機づけという意味では、

知っておいて損はない数字ですね、はい。


「できるだけ早く、まずは1000万円を超えること」

どう考えてもこれに尽きるので、それ以上の考察はなし。


実は、いくら追加入金して2015年を始めるかで

悩んでて、こんなことを調べてみたんですが、

やる気の着火剤くらいにはなったので、置いときます。







そして今は、「来年はいくら稼ぐか?」よりも、

「来年はいかに今年のような大損を回避するか?」に

スポットを当てた対応をするべきという正論。


もうこれについては、以前このブログに書いたので割愛。


ダメなときは何をやってもダメ!


これだけ。


いつが「ダメなとき」なのか、もう自分は分かってる。

「ダメなとき」にトレードしちゃいけないのも分かってる。

逆に、やってみたら予想外に「ダメなとき」にどうするかも分かってる。


理論的には、もう大敗しようがない。


でも、1年って長いから、

どっかしらでまたピンチが来るんですよ。

人間は「忘れる」ものだし、「周りが見えなくなる」ものだから。


ん~、自分を信じるしかない。

今できること・・・。

10月のチャートでも目の前の壁にベタベタ張っとくか。
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